北見市介護福祉課職員と北見市消防による火災避難訓練安全研修から
昨日、若松自然休養村センターにおいて北見市グループホーム関係者74名が集まり防火安全対策研修会が行われ、
当事業所からも2名が参加し、消防に通報後5分で行うべき事を学びました。
一般的ではない、グループホームに特化した訓練から「歩行出来る人、車いすの人、寝たきりの人」と具体的な避難、誘導方法が実施されました。
また、誘導時に必要なタオル、ヘルメット、懐中電灯を入れた袋を用意し周知しておく。
火災ではエレベーターも使用できず以前から、この階段から降ろすにはどうしたらよいか、
掛け布団に乗せようか、いやいや避難階段まで誘導して後は外の人に任そうと、
何度かの避難訓練時の議論からの質問もする事もできました。
敷き布団に、できれば事前に掴むところをつけておき頭が介護者の膝に乗るように膝を使い一段ずつ降ろすことが判明。
掛け布団は、ひっかかる恐れがあるので危険とのこと、
何度も訪問していただいている消防署の職員と、介護福祉課の職員の本番さながらの迫真の研修に身が引き締まる思いと、
プロに徹した誘導技術に自分達もそれが当たり前なのだと2名の参加者の研修の学びをひしと感じさせていただきました。
火災時のハンドマイクを使用した地域への協力の要請の仕方、
ズボンを活用した誘導の仕方、「はいていないズボンを胸にまき背後からひっぱり寝たきりの人を誘導する」胸の幅は広く確保する。
初期消火の大事さと、手がつけられないと判断したときの人命尊重優先の火もとの近くの方の誘導、
最後はAEDの使い方と・・・学び後の興奮した2名から聴き取りました。
北見市は、情報の少ないスプリンクラー設置申請1回目から設置に係る繁雑な事務処理も克服し、
北見市グループホーム関係者の交渉に応じていただき実施に至ることが出来ました。
お陰様で80%以上のスプリンクラー設置となり、残りの施設も確保に向けて動いているそうです。
「スプリンクラーは誘導のための時間稼ぎ」と過信をしないことを念頭に置き、
本日から研修修了者の指導により、勤務中でのスタッフを利用者に見立てた避難訓練と階段誘導技術訓練が始まります。
恒例の運営推進会議も、24日消防署からお越しいただき30分ほど火災について避難について、スプリンクラーについて、時間をいただきお話をしていただくこととなりました。
利用者、スタッフ、家族、包括支援センター、民生委員、町内会長、連合町内会長、グループホーム緊急連携事業所経営者、管理者、地域介護保険事業所の皆さんがお越しになり、
悲しい札幌の火災からの学びを生かすために会議を行います。
北光地区住民センターにおいて10時から11時までの1時間の予定です。
グループ事業所関係者の皆さん、老人下宿の関係者のみなさん、一緒に学びませんか。
空気清浄換気扇は毎週1回掃除をしていましたが、建築の方に来ていただき機器全体、モーター丸ごと取り外すとたくさんのほこりと汚れがありました。危険危険!各、居室順に丸ごと清掃中です。
参加希望されます方は先に連絡をお待ちいたしております。担当、土田、熊谷まで
電話 61-6670