まだまだ、まだまだ、伝えること・聞きたいことの工夫が必要

痴呆症から

認知症へと呼称変更し

随分と

認知症サポーター養成も普及し、

サポーターの数はうなぎのぼりだが、

現場へ行くと、

まだまだ、

まだまだ

平成30年度のセンター発の資料も参考文献にし、

どうしたらわかりやすくするのが良いのかと微力ながら

ない頭をふりしぼり

資料を作成するが、

まだまだ、

まだまだ、工夫が必要との感情がわきあがる。

*

『認知症の人と笑顔で向き合おう』と言うテーマから

講義の到達目標を『さまざまな認知症の病気を知り、

今後の症状を予測し日常の生活に生かしていく』と設定させていただいた

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物取られ妄想も

アルツハイマーの進行過程の一つの症状であり、

その情報を先に家族全員が把握しているか否かで、

随分と家族関係も変わってくる。

*

わからない病気の不安は、

更なる不安を誘いだすという現場からの体験からである。

先日、遠方の身内の、くも膜下出血から

医師との話し合いの場面からでも、

多くの知識を与えていただける場面と、

今後の病気の後遺症から起こるべく症状の説明は、

いろいろな意味で活用できるものと、

やはり、当事者の身内として理解できることが多くあり、

その病気の理解から入院中に今後の家庭でするべき環境整備や

経済的な対策・介護力等

実体験から得るものが多くあった。

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小さな役場だからこそ、サービスの質の良いことにも感動し

痛さから学び、

痛さから人の優しさが身にしみた時間は、

後の講義にも随分と身になったように自分自身が認めるところだ

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●●

まだまだ、まだまだ、認知症という病気を聞いたことはあっても

当事者の視点となるとまるで変わってくるのだ!

『介護はもうできない!』と、精一杯頑張っている家族にとっても

後に頼るのは

聞いてくれる人がいるご近所関係や、身内であり、

最終的に頼る服薬相談では、お医者様の疲労は大変なものだとも

現実に思う場面が多々ある。

*

介護からの非薬物療法と、プロ側の受け入れ環境により

同法人内のサービス支援でも

当日のご利用者の席の配置・設備・空間・光・温度・湿度・匂い・等

その場所が必要な人・その場所が向かない人と、分析できるのだ。

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主催である、南部高齢者相談支援センターも、相談・質問に時間を大きくオーバーしての

対応となったが、やはり現場の痛さを知っているからこその対応なのだろう。

自分等が出来る部分は知れているが、そこを掘り起こすことは最も大事だ!

がんばろう!

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