MCI

MCIという言葉をお聞きになったことがありますか。

これは、軽度認知障害といい、

正常でもなく、認知症でもなく、

中間の危険な分かれ道にいる状態の認知症予備群の状態です。

周りの人が、なんか変だ!

いつもと違うようねーと気づいたときには、

病院へ行っても認知症ではないと診断され、

安堵して、そのまま自宅に閉じこもりがちになると

1割の人が認知症へと進行していく場合があるといわれております。

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せっかく分かれ道で気づいたら、

無理をしない程度に徐々に

今までの趣味である

畑や、花、体操、マージャン等、

気の合う人(ここがポイント)と、

一緒に出かける事も認知症を遠ざけるポイントとなります。

笑顔をと笑顔の交流だけでも随分と心身の活動は違ってくるようです。

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昨日夕のお話も、

恒例の笑いの体操から始めましたが

とても場が和やかになり

集中力もアップされたように見受けられました。

皆様からの熱いパワーを、

お話を届けながら感じさせていただきました。

感謝です。

デイサービス 華蓮(一般デイサービス)では、

午前、入浴保清満喫・機能訓練取り組まれ

午後より、買い物支援を行いました。

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(新しい利用者様のご縁に皆さんでお祝いです。)

買い物支援の目的です。

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目的:買い物を通した心身活性を目指し社会交流からの刺激をいただく。

・買い物という言葉から、頭の中では買いたいもの・見たいもの・過去に訪れた場所が浮かんできます。

・バスに乗り込む為の準備から、

・身体機能の活用です。

(・車への乗降訓練・目的地までの風景・四季の変化を察知・会話)

・現地での脳活性

買い物の場所への移動(回想・記憶の壷から買いたいものを思い出します。)

・いよいよ手に取り触感・値段を見定め、財布の中の金額と照らしあわし

暗算に入ります。

・行動範囲が狭くなっていた環境から知り合いとの出会いがあり挨拶を交わし、

社会交流の場面となります。

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(音読・回想・歌・言葉を引き出す)

現場より

初利用の方も皆様に挨拶を交わされ

機能訓練や運動にも積極的に取り組まれています。

脳活性パズルゲームにも、「やってみるかな」と意欲的に参加してくださいました。