新規ご利用者の「更新要介護判定による介護度低下」からの在宅介護者の葛藤を 代弁させていただきます。

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まだ開設して間もないデイサービスでは当然と新規のご利用者が重なる日が多くあります。

 

 

座る席は自由であり互いに距離を適度にもつ方、

 

 

 

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“そのような事はご無用”と、ばかりに自分の世界に入り我が道を楽しく過ごされる方等、

 

様々な様子からアセスメントしていくと、その方のその人への支援の柱が見えてきます。

 

 

 

 

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自然の流れの時間から様子を汲み取り、利用前の情報では気むずかしいと思われてきたAさんでしたが、

 

 

たった一言の会話から、表情が変わり話題の中心へと入ることが出来ました。

 

 

 

 

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その日に居合わせた皆さんは「長女」が共通する言葉となりました。

 

 

 

個別のサービスから、ふと訪れる空間に「良きにつけ悪しきにつけ何度となく言われ続けてきた馴染みの共通語の存在」は辺りの空気までをも柔らかくし、

 

 

 

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「長女」というキーワードから親の出身地や兄姉に致まで自由奔放な話が飛び交いました。

 

 

在宅とデイサービスの中で見せる顔は、それぞれの顔があります。

 

 

 

それぞれの生きる意味まで理解できる場面もいただけることがあります。

 

 

 

 

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同じ一人の方でも、各事業所からのサービス提供の顔を介護支援専門員に届けることで、

 

 

 

様々な顔が成立し、より太い柱をプランに立てることができ残りの人生に喜びを与えるプランと変化します。

 

 

 

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人生の中で初めて、このような楽しみをもったと言う介護保険新規ご利用者は約6ヶ月後の介護保険更新申請では、

 

 

 

意欲の向上から今までの混乱した精神面が改善され低く評価されてしまいがちとなります。

 

 

 

 

 

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認知症は治る病気ではなく、その場にあった環境から“回復”をすることができます。

 

 

しかし、介護度が低く判定されたことで利用回数も減少せざるを得ない状況となり回数減の変化は明らかに次回の更新時の介護度アップ、

 

 

 

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または在宅における介護困難から変更申請からの手間と無駄な経費が発生してしまいます。

 

 

何よりも、在宅介護者の気持ちが繋がらなくなり施設探しへと奔走してしまいます。

 

 

 

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認知症の人も一緒に地域で暮らす、と位置づけされた介護保険です。

 

 

 

多くの審査会の方々は自身の業務を終えてからの仕事と大変な激務でありますが、

 

在宅の声を聞かせていただく介護現場から、ご利用者の代弁者として伝えさせていただきます。

 

 

 

 

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