介護される人の立場、

介護する家族の人の立場、

それぞれを主として視点を変えると、

異なった感情や意見が表出する。

しかし共通しているのは、

どちらも悩み、

苦しんでいることが多い。

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そう考えると、

『一日を預かる介護業界の責任は重い』

と、ありがたいことに

肌で感じさせていただける。

しかし、そこには、

どこでも病状が安定した方が施設利用の優先となる。

追い打ちをけるように人手が不足する中、

わざわざ、優先する必要性のない施設等では、

医療が優先された人々を

お断りするケースが増している。

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しかし、

見方を変えると、

ギリギリまで在宅で互いがしのぎを削って過ごしてきた人々だ。

どちらにも、ほっとする時間や空間が必要なのだが。

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友人が、そのような人々の預かり場所をつくりたいと意欲を持っている。

夢を持ち続ける60代である。

年齢は全く関係ないことを証明しているようだ。

いや、子育てが終了したからこその、

自分という自分を、

軌道修正する時間であり、

永年の仕事からの人生をかけた意欲の賜物なのか。

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本人への支援、

家族への支援、

世の中に起きている介護以外の子育ても、

当事者の子供も

虐待から子供を守るのは当然だが、

虐待行動を起こす親にも、

どちらにも支援が必要で、

心に響く支えと心を動かす働きが求められ、

ここを解決しなければ一時的に子供を預かっても解決はしない。

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このような立場に支援する人々こそ、資格も大事だが

人生経験がものをいうのだろう・・・

あらゆる場面で

今までの過去の時代から新しい感覚を導入することが必要で

今、真剣にそのことを考えている人等がそばにいる。

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人生100年の到来だ!

せっかくの一度っきりの人生、

課題を解決するには多くの人等の力が必要だが、

話を聴かせていただく立場であっても

個々の夢を実現させる相談が相次ぐことがうれしく

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経営と意欲の実現と、

希望を削がない程度に少しのアドバイスを届けるが

間接的に熱い気持ちを奮い立たせていただける。

これからの時代こそ二宮尊徳の『推譲』の精神が必要なのだろう。

ありがたい。