天気も穏やかになり恵まれた一日となりました。感謝です。

 北見市主催の認知症サポーター養成が無事に終了いたしました。
昨日の置戸の社協理事・民生委員の皆さんに引き続きサポーター養成を行いました。
 天気予報では、低気圧で荒れることが予想されましたが、開始前には穏やかな雪解け時間となり天候にも感謝です。
北見市介護福祉課担当者の皆様も総出でサポーター養成に取り組んでいただきました。

 北見市認知症の人と家族の会の皆さんの体験話には心にズシーンと通じるものがありました。
体験からの学びは心の成長となり、その人自身を育てていくのだと思わせていただきました。
「苦労はこの世に生まれ課せられた修行」と何かの本に書いてありましたが、まさに乗り越えた心の強さと優しさを垣間見た時間となりました。

 北見市認知症の人と家族の会には、電話もなく安定した場所もなく、それでも
弱者のためにと携帯をもって週に1度相談を受け付けております。
自身の学びを手弁当で出かけていき、困っているお宅へ心の収拾に出かけています。
心からの奉仕が生きる力となり聞く人の心に素直に入ったようです。
当日参加者も入れ142名の参加となりました。
142名の皆さんに認知症の人の代わりに心から御礼を言わせていただきました。
北見市は、90才以上2人に1人が認知症というデーターが出ました。
在宅でたくさんの認知症の人や家族の皆さんがご苦労をされているのです。
優しい目線で見守ることだけでも、認知症の人や家族の皆さんにとって生きる力となるのです。
今の地域つくりを自分から発信する事が、ひいては自分の為になるのです。
誰もが平等になりうるのが認知症という病気なのですから・・・
明日から仙台の認知症介護研究研修センターで認知症介護指導者のフォローアップ学習のため出かけます。
少しでも地域で、お役に立てるように頑張ります。
今日も充実した良い時間を授かり感謝です。
                               施設長