〜認知症介護研究・研修仙台センター講義より「Qシートの使い方」〜

安部 博先生のQシートの使い方は画期的でした。講義からまとめです。
・自分のアイデアを整理する。
・グループワークを効率的に進める。
・中身を凝縮して使うことが出来る。
・昨年の大事なことが今年も大事なのか、経営であれば・時間・人・お金
 が必要となる。その限られた中で何が出来るのか。
 課題解決が出来ているか、どうかを見極めることが出来るのである。

★Qシートの意味 (クオリィテイ)・(クエッション)・(数字の9)=Qシート
・9マスの中で8マスしか使わない
・9マスの真ん中(Q)に課題を書き(旅行・財産管理)など、使い方は無制限にある。

・1つの議題に対して7つの答え(対策)がある。これを導き出す為のツールであ     る。
今まで、私達は直線的な書き方を行ってきている。
上位に来るものに心理的に拘束されている。
しかし、人の脳は直線的ではない。後から浮かんだ課題を無視してしまう傾向がある。

★Qシートはどこから書き出しても良い。
すべてQを中心として、どこからでも等しい距離である。
ブレーンストーミング的に思い浮かべたものを書き出していく。
臨機応変的(連携)な進行形態である。
7つを書き出し、もう一度Qに返して、どれが優先か重要度や順位をつけ直す。
自分の中に眠る力を有効に導き出す。

■もう一度
グループで使う場合はポストイットとを使う。
まわしながらアイデアをいただく。
優先順位の低いものは外し8つめのマスに入れておく。
これは、ただ捨てるのではなく別な形で再生する事が出来るのである。

●今までの学校教育の中からの思いこみ「二者択一」の正しいものを選び出す答えは社会の中において答えは1つではない。少なくても7つはある。

答えを導き出すために他の6つを捨ててしまっている。

●この考えは以前、早川先生からお聞きした学校教育との関連性も深く相通じるところである。(ここでは違う方向になるので触れません)

技術的に図形を入れることが出来ずわかりにくいかも知れませんね。
安部先生の講義は、もっと分かりやすかったことを補足いたします。
尚、この講義は北海道認知症実践者研修・リーダー研修で今後入れて導き出していきたいと思います。
まずは、エーデルワイスにスタッフ研修から復習を込めて行っていきます。

★物事の優先順位を考えることはツールを使うことでより明確になり、自分との対話もできますね。
精神的に何を優先しなければいけないのか、物質的に優先するのは何なのだろうかと、あれこれ迷うことが世の中にはたくさんありますが、意図的に用いて
整理をするのも今の自分自身を大事にすることの出来る事ですね。

先生の著書をご紹介いたします。
著作(共著)
「やさしく学ぶ 認知症のケア」永井書店 長谷川和夫編集・監修
              
                               施設長