見えないものを大事にする
先祖を敬う時期
仏様にお参りする者が不在となると、
お盆に帰ってきたご先祖は、
どこへいくのだろう。
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お盆の装い墓の中にある
飾りのないお墓も
閉ざされた骨堂の扉も、
仏壇も普段は気にはならないが、
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お盆だけは
帰る道に灯りをつけ『お待ちしていましたよ・・』という
気持ちを届けようと
今、動ける身内が自分だけになった我が身を
奮い立たせ
前日夜に100均で購入したバケツと墓石磨き道具を購入し
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幼いころよく通った寺や、
お墓も、骨堂も8時過ぎの早朝と、
13日では早いのか
寂しく感じる昨日となった。
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帰り際に入ってきたご夫婦に、
『ご苦労様です』と
無意識の嬉しい感情が沸き上がってきたのは何なのだろう。
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ふと、先日の盆供養でお越しいただいた住職の
『見えないものほど大事にしなければいけないのですよ』という言葉が
浮かんできた。