ーいまに伝わる志ー 5年生2学期
松陰先生のことば 5年生2学期
萩市立明倫小学校監修
道は即(すなわ)ち高し
美(うつく)し
約(やく)なり
近(きん)なり
人(ひと)徒(いたずら)に其(そ)の高(たか)く且(か)つ美しきを
見てもって及ぶべからずと為し
而(しか)も其(そ)の約(やく)にして且つ近く
甚(はなは)だ親しむべきを知らざるなり
人の道は高大で又美しく、同時に簡約であり、手近いものである。
しかし、人はその高大で美しいのを見て、
とても自分にはできないことだと、始めから決めてかかるが、(それは間違いであって)
道徳というものは簡単なもの、手近い物であり、
又最も親しむべきものであるということを知らない。(日常生活とかけ離れたものではない)