気圧・湿度の変化は認知症の人の負担となります。
北海道には梅雨がないと言っても、蝦夷梅雨のような天候が訪れます。
そのような気圧や温度、湿度の変化は、環境の対応力が低下している認知症の人へ重くのしかかる場面となります。
一人の不安から不安が増大する場面となり、
座るテーブルの位置を変えさせていただきました。
すると、今までのざわめきは嘘のように静かな空間の訪れとなりました。
重度になればなるほど、あらゆる自然からの訪れもいち早くキャッチしてしまいます。
日頃の介護からの変化の気づきは、大きな気づきとなり安定を誘導する働きとなります。
互いの目線の位置をずらすこ事とテーブルの大きさの工夫で個別のテリトリーを確保でき、安心を提供する場面となりました。
何度も何度も考え工夫をし、評価を行うことで利用者の心地良い空間を保つことが出来ます。
しかし、考えても”実行力”に欠けると結果はいただけません。
リズムにのってテンポ良く行動する事が重要だ!という気づきをいただきました。