日本の過去の暮らし
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日本の過去には
手に職(職人)をつけるために住み込みで働き、
実家へ帰るのは
盆と正月だけだったそうです。
お盆には帰ることができると、
親も子も楽しみにしていた日本の風習は、
帰省するのが当然だったことから
体に染みついた感覚から年を重ねた人々は
寂しい想いをしている方々も多いことでしょう。
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お盆の家族の喜びの場では、
砂糖をふんだんに使った「おはぎ・寿司」をつくり、
家族との団欒を祝ったそうです。
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また、亡き祖母が、
嫁に来るときに持参したという
蕎麦打ち時には、
使い過ぎて減っていた、
のし板と麺棒を使い頭には日本手ぬぐいをかぶり
かっぽ前かけをかけ、
蕎麦打ちを側で見ていたことを思い出しました。
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お盆は、働いている人々の労をねぎらい、
家族で笑顔で交流することでご先祖も喜んでいただけるのでしょう。
いまや、簡単には身内とも会えない時代となり、
昨日も、ご縁をいただいた側にいる者が、
微力ですが、
その役割を僭越ながら随所から担わせていただきました。