『人は他者との関係性の中で成長する』より
世界中にコロナが蔓延し予定された計画も無くなり
自由な動きを止められた今、
敏感な若者は、
どのように自分を支えたら良いのか先行き不明となる場面もある。
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そのような場面で話を傾聴するのは
年を重ね
人生の辛苦を味わった方々には、
その対応力が身についていることが多い。
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(ハガキを家族へ)
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書かなければ書けななりますね。
力の継続です。)
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(まっててね~届きますよー・・)
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心の休息は、長すぎても短すぎてもピントが合わず、
途中経過にかかわることも必要で、
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拒否する人には、
休息が遠回りと思えても
少しの休息をとることが近道であることと同時に
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『よくぞ辛い気持ちを話してくれたね』という
心からの眼差しや、
小さな目的(希望)を持つこと、
サブゴールで自分にご褒美を上げること、
心が折れそうになるほど頑張った自分を認めること等、
言葉少なく伝えさせていただいた。
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縁のあった若者に感謝の気持ちで接することで、
肉親の支えもあり、
ほぼ1週間のエネルギー充足時間から
まだ途中であるが
みるみる回復する姿を見せられ
こちらが勇気をいただき、
プラスのエネルギーは互いに生命力を増すようだ!
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年を重ねたからこそ感じ得るものであり、
気づかずに失敗した場面も多いが、
このシグナルを察知するチャンスが
家庭にも、
仕事場にも
地域にも存在し、
気づこうとする心が働くと
気づく力は、
鋭敏に研ぎ澄まされていくように思えてくる。
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若者は、
これからの人生に立ち向かう人間力を
苦しんだ分掴みつつあるように思われた。
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個々の苦しみを避けることは難しいが、
備わった対応力を高める為には
やはり人から人への温かさをいただくと
細胞は活性し、
機能は高まり
それを学んだ人等は互いに
傾聴に努めていくチャンスに恵まれる。
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脳の神経細胞であるシナプスには可塑性があり、
年長者は、目の前の相手を思い
どうしたら良いかと考える事で、
シナプスを駆使する働きとなり、
活性から認知症予防にもなる。
人の為になることは自分の為でもあるようだ。
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人には優しさと
気概(困難に向かう強い意志)を今こそ持つことが必要で、
朝の読書から
一橋大学名誉教授の野中先生の
『人は他者との関係性の中で成長する』から、
『そうだ!そうだ!』と納得するまとめの時間をいただいた。
感謝!