一円融合

二宮尊徳

春には草木が芽を出し、

秋には枯れ葉となるのも自然であり、

商売が栄えるときも

上手くいかずに衰えることも、

また、生あれば死があるのも大自然の事実であると。

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(今年は北光神社へ行けず神社方向へ参拝です)

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(嬉しい年賀状が届きました)

日常では、誰もが当たり前と思う事であるのだが、

どこかで遠く他人ごとのように

深いところで起こさない様にしている自分がいる。

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天道自然の理を認めながらも、

人道の誠を尽くすのが人たる道の勤めであるとも述べている。

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このような災害が起きる禍中においても

禍あれば福あり、

凶あれば吉ありと

これは、歴史的事実であり

この全体観を一円観といい、

この一円融合観に開眼したのは二宮尊徳が

桜町復興事業における不平分子、

反対分子による挫折感の中から悟りを得たものであり、

『遠きを謀(はか)る者は富み、近くを謀る者は貧す』と。

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乱気の今世においても希望を得るもので、

苦しみの中から人様が喜ぶこと、

それが仕事に通じるものであることを

模索していくのも楽しい。

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参考文献

二宮尊徳の思想と実践より