スタッフは、家族様から素敵な言葉をたくさんいただけることができました 。
仲人ばあちゃんは、11時24分に眠るように天国に旅立ちました。
昨夜は、同居家族の息子さん達が付き添い今日は三男さん夫婦に看取っていただきました。
まだ、わずかに息をしていた仲人ばあちゃんの部屋で昔の話をしながら息子さんから、お嫁さんに感謝の言葉が出たりと幸せの空間が訪れました。
病院とは違う空間がなしえる技なのでしょうか。
旅立ってからは1階の利用者様やスタッフがそれぞれ、ごくろうさんと顔をなぜ涙のお別れをいたしました。
看護婦あがりのTさんは、側に行き瞼とあごを何気なく押さえていました。
昔の働きがでたのだと思いました。
エンゼルケアでは、家族様には顔や手を、訪問看護ステーションの方の指導をいただきスタッフと共にお世話をさせていただきました。
久しぶりの看護師小林リーダーは、「昔と違うんですね。勉強しました。」と、薬を一切使用しない普通のケアに驚いていました。
お嫁さんが持参していた春らしい「ゆかた」を着て、お嫁さんに口紅をさしていただき、頬にはピンクの薄化粧でばあちゃんは、べっぴんさんになりました。
看取りは大変な中にも、日々の積み重ねの介護から「情」が生まれ、情から「尊厳」となり最後は大きな「感謝」となりました。
家族様の感謝とスタッフの感謝と人としての素(す)の状態になった気がいたしました。
ご縁があり私達の、このホームで家族と共に長い人生の最後の場面を見送ることができ、この介護の奥の深さを改めて知ることとなりました。
看取り後家族様には、お部屋でお食事をしていただき仲人ばあちゃんには、お水と、お茶、桃の缶詰をお上げさせていただきました。
3時過ぎには、葬儀社の車で自宅に戻る事となります。
家族様から、施設長が戻るの待っていたんだね。・・と、感無量です・・・・・
人生の最終章をホームで過ごしエーデルワイスから天に無事にお返しをさせていただいたことに感謝申し上げます。
ありがとうございました。
施設長