虐待防止アンケートから振り返ること・学ぶこと・解決策に持ち込 むこと
虐待防止研修と聞くと
大変ものものしい感情が湧きたちますが
日常の暮らしの中においても
家族が両親等を思うがゆえであったり
看取りが多くなった多忙な現場においても、
また、ここ数年介護現場は多くのストレスを抱え
つい統制の効かない感情が先立つことがあって当然だと思います。
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しかし、せっかく介護を目指してきた初心を取り戻す為にも
毎月の集合勉強会もできない今、
日常のケアのチエック(アンケート)は
自身の介護の見直し場面となり
現場から素直な文章が戻ってきました。
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(駄菓子お買い物支援コーナー
スタッフの自らの働きです。)
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『食事介助中に他の方の食事介助に入ると、
食事を中断させることがある』
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『何度も同じ行動を繰り替えされると
無意識のうちに威圧的な目線になっている』
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これを!これを!求めていたのです。
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優秀なアンケ―ト結果を求めるのではなく
心の暗闇にひそむ心を放出させるためにも求めていました。
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日常の支援中の『すまない』と思う感情を重ねる事は
ストレスとなり、
解決できない課題へと圧し掛かっていくからです。
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(オホーツクのカレイです)
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アンケートは、
より具体的に焦点を絞らせ
考え振り返るチャンスとなります。
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チエック中の冷静な感情から指導者が多くの言葉を届けなくても
自ら振り返り
少しの気づきを届ける事で
解決策はあるのです。
アンケートは共に話しあうチャンスとなるからです。
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学ぶことは、
新たな視点を開拓し
介護者にとっては、
やさしくて強い自分をつくることであり
強く守備する体制を構築できるものでもあります。
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介護保険が始まる2000年以前には
入所を断る一番の理由となっていたのは
当時の痴呆症と言う病気でした。
デイサービスも日曜・祭日は休みとなっていました。
今は働く人々の不足から休日となる場合もありますが、
当時は、介護者主体の現場でありました。
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身近に指導していただく人等が不在だった当時は、
痴呆症の人にとって自分だったら何をして欲しいのだろう?
家族の立場に立ったら、
自分だったら、何を求めるのだろう?と
相手の立場に置き換え、
答えを出させていただくのが精一杯でした。
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多くの先陣である指導者や、
認知症を医学的に築き上げた先生や研修センターの先生等のお陰で
随分と情報が現場に届けられ支援内容もわかりやすく、
豊かになりましたが
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最後に残るのは
現場の人等への個々の感情の推移からの自己分析と
アンケートを提出していただいた皆さんの
解決に向けた対策であり、
アンケートに答えるべく、
なにがしかの結果を届けることであります。
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共に悩むことから良きアイデアは生まれるのですから
この一連のプロセスを大事に
共に悩む時間を共有しましょう。
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北海道に
ほんとうの春が来たら
少人数でも
外で焼肉をしよう
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ほんとうの春が来たら
緑を求め
介護される人も
させていただく人も野山へ行こう
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ほんとうの春が来たら
家族と一緒に外で過ごしてみよう
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今は、
心穏やかに
せめて心だけでも
共にゆっくり一日を過ごすことを考えよう