北見地域包括支援センター活動中
(写真掲載の同意をいただきました。)
住民とのふれ合い、住民に顔を覚えていただきたい。
少しでも住民との距離を縮め、せっかくの制度を上手くいかしていただこうと、
あの手、この手で思案し手探り状態だった地域包括支援センターが初陣の人達の苦労の積み重ねで今動きだしています。
今、どこへ行っても一番の心配は認知症であります。
地域の人達の不安を取り除く事が、まずは第一であります。
介護保険を更に活かしていくには、地域の人々の学びが急務であり、認知症サポーターの数だけが揃っても国民の一番心配なものを取り除くこと、その手当が必要なのです。
お金は活かして使うべきです。
地域に実際にいらっしゃる老々介護(高齢者が高齢者を介護している)や認、認介護(認知症の人が認知症の人を介護している)をされている状況が現実なのです。
今、北見は一歩ずつ若い世代が中心となって福祉の現場から、住みよい地域を目指して行こうと勇気ある青年達が立ちあがりつつあります。
日本人の昔の思いやりのある向こう三軒両隣の原風景を忘れることなく子孫に残していけるように、どのような立場の人からでも発信することが出来る仕組みを地域からつくることが大事であります。
認知症の人も地域で共に暮らす仕組みつくりが始まりましたが、国は縦割りではない横の連携を活かし”お金をかけるところ、けずるところ”を間違えないでいただきたいものです。