自然と共に生きる
人間活動と土の関りという環境白書を偶然、拝読させていただいた。
今、日々の暮らし方が大きく変わり
身の周りの環境も変わり、
疲弊した体を癒してくれるのは
植木鉢の花であったり、
山であったり
海であったり
求めるものは、
人間本来の言葉にならない自然エネルギーとの語らいであるように思えてくる。
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土にはあらゆる物質・エネルギー循環の要であり、
人は、その土を求めて耕し、育て、収穫からの力をいただいている。
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土の中から大きなミミズがニョロニョロと顔を出し
随分と顔を見ていなかったなーと感慨深いものがあるが
二年も家の中で過ごし、
くたびれたカーネーションを土へ戻すと、
太陽をグングン吸収するように浴び、
小雨や強打の雨にも負けず
今、庭で生き生きと根を張り何倍にも横へ広がり
丈は短いが、
美しい花を咲かせてくれている。
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随分前になるが、体を壊した友人が
『野菜を育てる事で土から力をいただける』と、
話しながらも
疲弊した体から一つの眩しい光をみた思いがしたが、
目には見えない
魂が感じる自然の力をいただいたのだろう。
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今、人は人と離れ
自宅にこもることが多くなった時期であるが
もう、少しの辛抱だと自分へ言い聞かすが
この時期だからこそ
やるべきこと
後回しになっていたことに気づくときなのかと
生命をめぐる自然の働きから深く感じるものがあった。
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今日も近所のカラスの親子が
独り立ちした時期なのだが
親と共に
犬の餌を求め
窓を開けると
三羽の子ガラスと母親らしきカラスが地面から
いっせいにこちらを見上げて来た。
話しかけても逃げはしない。
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自然に生きる者達は、
皆、頑張っている。