古人を学びて
古人を学びて
人各々資質(ひと おのおの ししつ)あり。
故(ゆえ)に古人(こじん)を学(まな)びて
其(そ)の性(せい)の近(ちか)き所(ところ)を得(う)べし。
安政二年(一八五五)七月
人はそれぞれ生まれつきの性質がある。
だから、昔の心ある人に学び、
自分に近いよい性質を自分のものとするべきである。
吉田松陰先生明示より
心模様
愚痴の心は、自分ではない誰かに向かう怒りの心が大きい。
愚痴の心は、誰かは見えるけれども自分が見えない。
愚痴の心は、表情も貧しく顔もまずい。
愚痴の心は、幸せが遠くなる。
感謝の心は、声が大きく生き生きと明るい。
感謝の心は、出合った人までもが素直な明るい気持ちになる。
感謝の心は、みんなが笑顔に吸い寄せられるように人が集まる。
感謝の心は、周りのみんなも幸せになる。