ロシアの昔話 

 

 

 

雪娘

 

むかし、あるところにおじいさんと、おばあさんが住んでいました。

二人には子供がおりませんでした。

 

窓から、外を駆け回る子供等をみていた二人は、

『自分等も雪で女の子をつくりましょう』と、

外へ出ました。

 

顔をつくり

体をつくり

手足をつくりました。

 

キラキラ光る氷は目になりました。

 

かわいい女の子が出来上がりました。

 

すると、

突然その雪娘は歩き出しました。

 

 

驚いた

おじいさんと

おばあさんは

あわてて後を追いかけました。

 

 

おじいさんと、おばあさんは、

女の子を、目に入れても痛くないほどかわいがりました。

 

赤い繻子のリボンや手袋も買いました。

 

やがて

春になり

氷が溶け

小川の水が音を立てて流れ出しました

 

しかし、雪娘は、どこにも行こうとはしませんでした。

おじいさんと、おばあさんは心配し遊びに行くように言いました。

 

・・・・

 

夏になりました。

女の子等が『森へ遊びにいきましょう』と、雪娘を誘いに来ました。

 

雪娘はしかたなく出かけていきました。

雪娘は小川の水で足を冷やし休んでいましたが、

女の子等は、焚火の飛び越えごっこを始めました。

 

一人、

二人

三人が飛び

 

とうとう

雪娘の番になりました。

 

『どうして飛ばないの!飛ぶのが怖いの』と雪娘を笑いました。

 

雪娘は、

思いきって飛びました。

 

・・・・

 

いったい

雪娘は、どこへ行ってしまったのでしょう。

どこにも

姿はありませんでした。

 

・・

 

ただ、細い雲となって

空に向かい

上へ上へと上がっていきました。

 

🌷

ロシアの昔話から

やさしいロシアのおじいさんと、おばあさんのお話でした。🕯

 

いま、子供等の命も人の命も雪娘と同じように消え去っています。

悲しいことです。

 

日本の子供等も守らなければと、

次々と止まない砲撃に心の変容が伴います。

 

🕯

『北見おはなしのろうそくの会』

小学校国語の時間、

放課後の時間に随分とお世話になりました。

ロシア民話 雪娘 福音館 一部省略です。

 

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