世間話からポジティブな支援内容案をいただく

デイサービスの

ご利用者宅訪問です。

『自分は、昔から人前に出るのが嫌な性格だった』

ご自分を分析されてましたが
ご家族からも『子供の頃、人前に出るのが嫌で泣いていたそうです。』という話から

 

認知症は、幼い頃の記憶が遅くまで残ることもありますが、
本質的な性格がもう一度、蘇ってきたのか・・?

 

(訪問途中の景色から、がんばる松の木、ひとりぼっちを好んでいるのかも)

 

コロナ禍の時期、あまり訪問は控えていたところでありますが、

 

初回の介護支援がつながらなくなると、
今後の他のサービス利用にも大きく影響をするもので、

今後の支援を組み立てる理由をお伝えさせていただき、協力を得ることができました。

 

 

これまでの入院からも
困難を極めた経緯もあり
今は在宅であっても

目標は、他の人等との生活に慣れ

介護する家族が入院等から

緊急時の利用を可能にする目的としたものでありました。

 

現場へ行かなければ情報が不足することが多々あり
これまでの
日々の暮らしの中にこそ、
デイサービスにおいても心地よい場所となるヒントがあります。

また、
生活をする上で認知症と言う理解が得られず
ご自身でやむなく手づくりのヘルプカードを作製された
認知症当事者、丹野氏が話されていた

 

紋切り型のアセスメントより
身近な世間話からやりたいことを聞く』とありましたが

 

現場へ出かけた場面では、
まさに
日々の暮らしや

学生時代の話し、

庭に咲く
春一番の福寿草に感動した話を伝える中から
ポイントとなる話題が引き出せるものでありました。

 

 

 

 

まだまだ、

他のご利用者宅にも感染防止対策を行い、
了解を得ながら
デイサービス利用が
貴重な人生の時間となるよう行かせていただきたいと思います。

 

🌷

広報 認知症の人の希望をかなえるヘルプカード

ユーチューブにありました。