生きる力の蓄え
椅子、一つの置き方、
ベットの配置の在り方で
その空間に
心地よい時間が経過し
いつも傾眠がちな〇さんも
『コーヒーをいただこうかな』と
自ら注文をしていただける。
血流促進器機も奥にしまうと
わざわざ持ち出すマイナス時間となり、
ヘルプで入るスタッフにとっては、その都度尋ねる事となる。
収まりの良い、
誰もが見える場所へと移動すると
早速、利用できサービス継続が滞ることなく支援ができる。
仕事からいただける喜びは
日々の支援にも影響し
生きる満足感へとつながっている。
世の中の先輩から受け継がれてきたものを活かし
新人であっても
少しのアドバイスに耳を傾ける人が
これからの
目には見えない生きる力を蓄えていくのだろう。