学び
グループホーム、90代女性の○○さんです。
加齢とともに、皮膚が乾燥し毛細血管が切れやすくなる場面となりました。
また、娘さんからの情報では、
もともと、肌が弱かったとも。
華蓮
そんな○○さんが、一時むせこむようになり、
栄養補助食品や嗜好品との交互支援を行ってきましたが、
食事量の減退から臀部に褥瘡ができました。
訪問看護さんと連携し、
患部の処置を現場の介護者・訪問看護と、
○○さんの皮膚に無理がかからない様に今でも処置時には三人で対応です。
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皮膚が薄くなることや
弾力も低下することで
少しの摩擦からでも
皮膚が剥けやすくなるからです。
○○さんの患部の写真が、毎日送られてきましたが
当初は朝・晩の処置の成果もあり徐々に患部も小さくなり、
今は3日に1度の写真がきます。
訪問看護も毎日は、入れませんので介護現場で対応です。
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患部を洗い流し、
指示をいただいた軟膏を塗ります。
褥瘡の程度により体位変換の時間を決めます。
(五号)
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腕や足の他の保湿も大事と多くの文献から探します。
加齢による保湿成分の減少から保湿の重要性を学びます。
居室の乾燥も肌には良くないですね。
一日2回の朝・晩の保湿と保護が大事で、
保護には、100均にあるアームカバーやレッグウオーマーの使用、
もしくはナイロンストッキングも可能とありました。
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そのような学びの獲得は現場へ伝え
訪問看護所長等と話し合い、更に情報をいただき
全員が連係に入ります。
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連係から、
得た情報からの結果は、
現場のご利用者の皮膚から学ばせていただきます。
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このように結果が手に取るように理解できることで
チームの意識が統一され、
勤務2年目の昨年入社の新卒スタッフ数名からでも、
パソコンを活用し
患部の写真撮影・報告・連携から力が身につき仕事の幅がでてきています。
現場の苦労から人が育ちます。