幸せ見つけの希望のカード現場挑戦です
午後より、100円ショップに買い物支援に出かけました。
H様
日用品で、ざるを見つけると、
「これ、二枚重なってるから便利だよ。
うちは、これくらいの大きさでいいかな?あんまり大きいのはいらないよね。
これで、十分だ。」と手に取られ、
家に居て料理されていた時を思い出されていました。
(自由でなかった数年の暮らしから、何年ぶりの買い物でしょう‥足取りが軽いです)
お菓子売り場では、「これ、好きなのさ。」と歌舞伎揚げ、あんぱん、チョコレートを選び、
「みんなで一緒にやろう。」とかるたも選ばれ、笑顔が多く見られました。
会計時は、お財布にいつも入れている、ヘルプカードを取り出し、
「お願いします。」と店員さんへ渡すと、
店員さんも「読ませていただきますね。」と笑顔で対応してくださいました。
T様
ご自分の趣味である、
絵の道具を見に文房具コーナーへ行かれ、
スケッチブック、筆を手に取り、
『今はこんなのも売ってるんだねぇ。』と感心されておりました。
T様も会計時、ヘルプカードを出し、「なんか、心強いね。」とおっしゃっていました。
華蓮 佐藤管理者
喜びは、
スタッフにとっても、大きな喜びです。
元気な時には、いつでも気軽に出かけていた店ですが、
足腰が弱くなったり
買い物に自信がなくなると
だんだん外出が遠ざかるようになります。
希望のカードは、そのような人達にも自信の回復となり、
お店の人にも
同じ高齢になった家族もおり
喜びが伝わるようになりますね。
自信が無い方や体に負担がかかる方は、
ボランティアの人・介護事業所の人等が共に出向き
いつくるか不明の災害時にも日常から使用されることで
命を守る事にもなりますね。
認知症の人も病気なんです。
でも、チャレンジする喜びが増すと低下していた機能も回復し、
進行する病気ですが進行を予防することができますね。
認知症介護研究・研修東京センターから
『希望をかなえるカード』をダウンロードすることができます。
厚生労働省 ホームページにも