地域の足元

遠軽には、北海道家庭学校である男子児童自立支援施設がある。

自然に囲まれ小鳥のさえずりや四季折々の木々や野草にも巡り合える環境だ。

昭和27年、社会福祉法人と改組し昭和43年には社会福祉法人家庭学校となった。

 

子どもを産むための支援

子どもを育てる為の支援

子どもが困窮する場面での支援

子どもも、高齢者も地域で共に健康に暮らし続けられる支援

民間と行政との協力が整う為の国の支援

 

 

地域には子供と共に高齢者も存在する。

今、地域の高齢者は、年金を中心に暮らしている人が多く

暖房費の節約、

暑い夏をどこで過ごすかと、今の時期から真剣に考えている人たち。

 

高齢者110番の家も、

場の開設時にはご支援をいただき開設できたことに大変うれしく思うが、

日常の運営費は民間が行い、

子どもへの米の申し込み案内は届くが地域には子供も少ない状況だ。

 

高齢者は、コロナ禍からご近所を行き来する機会も減少した今、

地域食堂『きたほっと』での会話が社会交流参加の場でもあり、

 

とくに持ち帰り弁当の楽しみを持たれる方も多く

家からなかなか出ないご主人の為にと希望される人等が日増しに多くなっている。

何とか男性も来所できる環境を整えたいと思案中であるが、

精神面も大事だが現実には今、食べる食事が必要だ。

 

 

家庭においては、一食の支援から、

いつもと違う新鮮な気分が高まり、

一日に少しでも良い気分が訪れると再びその地域で暮らし続けることができる。

 

高齢者が集う場に、米の支援があるだけでも随分と活気づき知恵を絞ることができる。

 

全ての物価が上がり、

地域食堂も困窮しつつある状況。

 

年金生活者である高齢者にも同じく、

食を提供している集いの場へ米の支給(古米)を検討していただき、

月に2回でもおなかいっぱいになる弁当の持ち帰りができる環境に

手を差し伸べていただきたいと悩む日々である。