尊厳
最期の日は、
驚くことではなく誰にでも平等に訪れるが、
最期の日は、
生きている日の継続から次の世界へと移行することであり、
まるで、すべてがなくなるものではなく、
形は見えずとも、
悲しさ、苦しさは消え、
与えられた
いのちを全うした
満たされた感情は次の世界までも残り、
生き続けることだと自分は考える。
長い人生の経験から思うことは、
いのちがある限り、
現状に縛られず
余力のあるうちに
次の挑戦へと向かうことなのだと。
介護現場における為すべきことは、
『今、目の前の多くの人等の人生の最終舞台をどのように迎えていただくのか』、
入れ歯が無い方も
皆さんとの最終の大舞台で、
日常では使用しなくても最期の為にご用意するのも希望する本人も、残された家族様への尊厳ともなる。
拘縮防止や改善を必要とするにも理由があり、
すんなりと棺に入ることができる為や、
日常の安楽な時間をもっていただくのも生きている場からの延長であり、
『心の測定器』をどこにピントを合わせるか否かで
日常の介護の質もまるで変ってくる。
骨折したその人が「もう一度歩きたい」と希望が出たなら
何とかご担当の先生に家族と共にOPを依頼し、
OPをしたその人が退院する時には、
まだ、ふらつきながらも歩きたいと希望が強く出るなら、
ホームへ戻り、
支援のプランは、
車いすは極力少なく、
車すに慣れるな!外そう!と。
幻視からの行動があっても、
安全に歩けるように筋力向上と
立位保持訓練を何度も何度も、しっかり行い、
現場もチーㇺで対応し
協力病院医師も驚くほど歩けるようになり、
一人で歩けたときには、
共によろこび
感動し
周りのご利用者等も拍手で祝い、
スタッフは、
共に頑張った姿を思い出し
感涙の表情で
次への意欲をいただいた。
自分の人生をどのように操り
目の前にしがみつくばかりではなく
あえて、
与えられた人生の決断をするのも自分であり、
4月1日、
登記の関係でお便りへの紹介が遅くなったが、
有限会社エーデルワイス代表取締役は、
新しい社長を長男に無理にお願いし、
次男の懐の広さにも感謝し、
めでたく交代をする場をいただいた。
(10年以上勤務の人等の表彰式)
自分は、今も何ら変わりなく総施設長として
現場や
メール報告、相談は24時間受け付けている現状で、
共に考えアドバイスを行うが、
(管理者会議 チームつくり 社内ライン交換中)
そろそろ、
2000年頃の最初にご縁のあったオホーツク圏における介護事業所の
さまざまな相談を受け付けようと心新たにしているところでもある。
希望のカードも、
主幹も率先し四方八方にに動いていただいている。
北見市と連携を密にしながら
よりよい地域づくりを率先し進めていきたい。
アート(色が入り表情が生きてきます!腺からはみ出さずに集中です。)
このように動けるのもまだ、若干寿命がありそうだからであり、
若くても
老いても関係なく最期の日は訪れる。
それならば
せっかくの命を実りある命とする為には、
ご利用者の尊厳も、
最期の日をどのように希望するのか、
聞いてみること、
聞かせていただき
記録にとり、緊急時に運び込まれ判断に迷う家族様への
方向性を示唆するものともなりえる。
🌷
今、終末が近い人には
聞きたいメロディーはないか、
食べてみたいもの、
自分の入院から「食べてください」と言われるほど辛いものは無かったこと。
『食べられたら食べてね」と、
言っていただくと随分と心の負担もないのだ。
ご利用者の子供さん、孫さんらの面会から食欲が増しているのもありがたく、
心の動きと体の変化は短時間でも現実にあることを証明していただける。
🌸
『尊厳死とは、人生の最終段階における医療およびケアについては、医師等の医療従事者から
適切な情報の提供と説明がされ、それに基づいて患者が医療従事者と話し合いを行い、
患者本人による決定を基本として進めることが最も重要な原則』厚生労働省
日本尊厳死協会によるオンラインZOOMでの講演会がある。
4月22日(土曜日)(もうすぐ)
午後2時~3時30分まで
エーデルワイスでは、外部研修として受講させていただくこととした。
申しこみは、
日本尊厳死協会 北海道支部ホームページから簡単に申し込むことができる。
誰でも申し込むことができ無料!
どうぞ!有効な1時間30分へと!