覚悟

最近では、入居申し込みの多くが、

グループホームを希望される方が市内の現状です。

要介護となった原因が1位認知症というのも頷けます。

 

 

そのような申し込みの状況から、

独自の住宅型有料老人ホームは、

グループホームの待機場所として、

また、

暮らしが整う場所(グループホームは地域密着型で他の市町村は利用困難な為)として

ご利用いただいています。

 

また、デイサービスへ今まで通りの利用を求めている方は、

有料老人ホームで暮らしながらデイサービスを活用することができます。

 

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日々の記録シート暮らしから言葉を拾ってみましょう。

 

『息子が帰ってくる。ごはんをつくらなくては・・」

夜勤の看護・介護が話を傾聴し、

『遅いから寝ましょうか・・〇〇さんも寝ていますよ」

また、ある日の方は、

「コーヒー頂戴」

「ありがとう。いくら?」と。

無料であることを告げると大層感謝されます。

 

夜中の対応や早朝の対応等、3交代で支援中です。

 

認知症と診断されても、症状はさまざまですが、

また、家に戻れると思っていた本人が納得されずに住まいを変わることは、

多くの負荷がかかり

中核症状が強く表出する場合があり、

コロナ禍は病院等の面談ができませんでしたが、

今は、必ず、入居前の面接と本人の承諾が必要となります。

ご家族も覚悟を決め、

理由を伝え、お話しをすることが大切で本人の気持ちを汲み取り

折り合いをつけることも必要です。(面会回数・外出等)

 

 

 

(昨日、入居となりました方は、小食とお聞きしていましたが

全量召し上がっていただきました。^^)

 

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認知症という病気なっても、

全てを忘れているわけではありません。

料理ができなくなっても、

そこで暮らして良いか、どうかの、

判断を決めることができる方が多くいらっしゃいます。

 

 

ご夫婦でお二人とも入院中の方の相談からでは、

『そこに入ってお骨になって帰るのでしょう」と寂しく、辛い言葉をいただく場面もありますが、

そこまで覚悟をお決めになっており、

 

人生の最終章をお預かりすると思うと、

全てが100点ではなくても、

失敗時には、スタッフ共々「ごめんなさい」と頭を下げ、

豊かな心で、

少しでも笑顔で暮らしていただき、

無事に天にお返しをさせていただきたいと開設当時からの思いが強くこみあげてきます。

 

 

🌷🌷🌷出前講座のご案内です。主催は単独町内会からの発信です!🌷🌷🌷