懐かしい思い出の行進曲「星条旗よ永遠なれ」
日々、仕事を追いかけるつもりで取り組んでいますが、
昨今は、認知症に対する見方、考え方が大きく変化し
テキストも
認知症の人の心情に迫る現場介護者の皆さんへ届ける内容となっています。
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昨年手がけた「新認知症サポーター養成講座」の内容も、
多くの認知症当事者の発言が盛り込まれ、
どても一字一句、大切に扱いたいと思う内容があり、
また、
しばらく実践者研修担当も離れておりましたが、
このテキスト内容も医学的な部分と、
現場だからこそ機能が蘇る瞬間を丁寧に扱われており、
新カリキュラムは僭越ですが自分が求めていた内容と重なる部分が多く、
医学的な部分も自分が理解できる意味を調べながら進めていると
時間がいくらあっても不足しがちであります。
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しかしながら、そのようなときこそ、
自分を奮い立てる好む曲があり、
中学当時ピッコロ担当の『星条旗よ永遠なれ』では行進曲のリズムで元気をいただき、
思いがけずに流れてくるフルートの音色には、なんだか涙が出ます。
ブラスバンドの学生時代の光景や友人、先生がとても懐かしく良き感情を伴い浮かび、
葛藤している時に懐かしく勇気を与えてくれるのです。
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以前、ご紹介したグループホームのAさん(2005年頃に発症)も、
タンゴのラ・クンパルシーターの曲には、
曲に合わせてタン・タンタンタンと唄いだし、
認知症の機能は、復活する場面を実証していただき、
家族との出会いでは、しっかりと目を開け言葉を発し昔のAさんが良くお使いになっていた言葉に
皆さんはとても感動されてました。
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学生時代は学生時代で悩むこともありましたが、
今は、どれも新鮮でエネルギーとなって良き感情を与えていただけます。
さー、今日は誰もいない事務所で追いかけ続けられるようトライします。