生きる目標の大切さと「大学」７．

湯（とう）の盤（ばん）の銘（めい）に曰（いわ）く、

 

苟（まこと）に日（ひ）に新（あら）た日日（ひび）に新（あら）たに、又（また）日（ひ）に新（あら）たならんと。

 

 

 

 

殷（いん）の湯王の洗面器に刻みつけた自戒の銘に、

 

本当に毎日自己を新鮮にして停滞することがないようにとあるが、

 

これは新たにすることの大切さを言ったものである。

 

 

「大学」を素読するより引用

 

 

 

 

人は生まれてから、すごい勢いで自分の為すべき事を求めるように成長していくのに、

 

ある時点にいたると、そのスピードは心の持ち方により変化する場面と転じることが多い。

 

 

 

 

「自分が今、何をするべきなのか」老いていく人間のスピードは阻止する事はできないが、

 

しかし、年齢にかかわらず生きる意欲や目標を持つと、

 

寝る間のふとした瞬間に一日からの反省を思い起こすことができ、

 

その反省は、心の中にいつも置いてある“その人ならではの生きる目標”に照らし合わせることができる。

 

 

 

 

 

 

反省とは 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えることと、辞書より。

 

 

まずは、人生の今日という日を笑顔で有意義に過ごそうと思う。