★介護・・・・★

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♪ アンケートから、いつも上位の ”まぜ ごはん” です。

★デイサービス エーデルワイス (左)  ★グループ 右)
まぜごはん             まぜごはん
棒たらの煮付け          たいなの ゆで煮               
うどの酢味噌和え        とりにく・だいこん・人参               
ちくわの梅つめ          ちくわの煮付け・ 苺と桃缶
いちごとバナナ          わかめと人参、たいなの味噌汁
リーダー味付けのお吸い物  ・棒たら煮付けは昨夜食べ
                   ました。◎大好評でした。

★★・・・・★★  介護

 最近、デイサービス利用者の自称「子分さん」の体調が季節的に思わしくない。

しかし、今年は昨年の春の体験から、子分さん共々互いに“こつ”を知る事となり「なんだ!」とスタッフを押す興奮後には、「すまんな!すまんな!」と何度も繰り返し、リーダーの手を強く握り詫びる姿がある。リーダーの「いやいや気にしないでください!」と言いながら隣の寝室へ二人で入る姿を見るのも、なんとも摩訶不思議な光景である。

  
☆★・・・・☆★ 落ち着き

3分ほど静養室で過ごした後は、笑顔でもとの位置に戻ることができた。馴染みの関係とは、本当にすごい威力を発するものである。

興奮しながら自制の効かない自分を見ている、もう一人の自分がいる。興奮というエネルギーが外へ散歩に行くと、静観していたもう一人の自分が「待っていました」とばかりに詫びに入る。

★☆・・・・☆★ 考察

こう分析しながら見ていくと本当に認知症は病気なのだと実感する。 介護者自身も客観的に見ると、冷静に「人の良い、もう一人の子分さん早く出てこい]と心で呼びかける事が出来る。この思いは重要で以心伝心で伝わる力がある。

 心のどこかに、空間を入れながら介護をする事は、受ける方にとっても互いによりよい“あんばいの空間”が働くのだろう!職人技の域である。

★☆★・・・・★☆★《カンファレンスからの気づき》

”子分さん”が、そのような状態になる前に何か必ず変化があったと思うが・・・?

* ありました。何度も何度も「しっこ」「しっこ」とトイレに行くのですが空振りでした。

* その後の昼食の用意の時間になり少し、周りが動き始めました。

★☆★ 中核症状と環境の変化がBPSDを誘因

昼食の用意に気をとられ辺りの空気が変わる事と尿意が上手くつながらずストレスとなった事を理解。

★☆★対策

2度目からの尿意失敗後は、周りからの刺激防止のため静養室でゆったりと1対1の介護を行い、子分さんの好きな北島三郎の歌の中で“こぶし”の弱い歌を小さな音で聴いていただく。

★★重要なこと!★★

本人が自然と離すまでは、しっかり子分さんの手を握り続けること

信頼関係は、心を取り戻す妙薬であることが判明・・・

妙薬からエーデルワイス新薬をつくろう!

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