お盆の奇跡!
嬉しい!奇跡が起こりました。
ホームの中もスタッフの陰日向なく働く努力で、たくさん徳が高まっているようです。
それも、この盆の最中にスタッフの目の前で奇跡を見せていただけました。
認知症が進行し歩くことも話すことも出来なくなったAさんに、
互いに縁が薄れ数年お会いしていない子供さん達が偶然に本人の部屋で出合うことが出来ました。
私達も何とかすることができないかと案じておりましたが、
亡くなったご主人が「仲良くやれよ」と、いつにない時間帯に出合わせていただいたようです。
互いに抱き合う場面まで心がもどりました。
自分の意思では手も上がらなくなり、リクライニングに乗車するAさんに、
「よかったね!さすが父さんだね!子供達仲良くさせてくれたね」「Aさんもずーっと心配だったもね」というと、
体をしぼってうなずき、何度もうなずき、声にならない声で訴えようとし、
満面の笑顔で今まで見たことのない笑顔と安堵した表情をいただけました。
日頃世話をさせていただいているスタッフも声にならない驚きの表情です。
Aさんは、話すことが出来ないだけでたくさん子供達のことを心配していた様子が周りのスタッフにも理解できました。
親は、いくつになっても「仲良く暮らしてほしい。仲良く相談しながら生きてほしい。」と願っているのだと、身をもって教えていただけました。
お盆は人と人との絆を回復する場となります。
利用者さんが、親として行いたいと思うサービスを今日も明日も代わりに支援させていただきます。
感謝です。