社団法人日本看護家政紹介事業協会 にて「対応が難しい 認知症の方 への理解と介護」北海道支部 in旭川
昨日、午後より介護の隙間に力をいただいている、
多くは人生の先輩と思われる皆様に認知症という病気の理解を伝えさせていただきました。
参加者は日頃現場で起きている、ひとつ一つの困難が頭に浮かび、
食い入るように最後まで集中して聞いていただき、願っていた質問もいただきました。
学びから大事な利用者さんが頭に浮かび、ドバイスから同じ職場の方も入ったサービス調整会議まで到達しました。
日頃の現場における疑問、疑問から意見の交換へと・・
作業ではない、一人の人の人生を見つめた昔ならではの「プロのど根性」を見せていただき、いつもとはひと味違う学びをいただきました。
ありがとうございました。
前日の東京塾(人間力)での学びからご紹介します。
五事を正す(近江聖人中江藤樹の教え)
1.貌(ぼう)心をこめてやさしく和やかな顔つきで人と接しましょう
2.言(げん)温かくおもいやりのある言葉で相手に話しかけましょう
3.視(し)心をこめて温かいまなざしで人を見、物を見るようにしましょう
4.聴(ちょう)相手の話に心を傾けてよく聴くようにしましょう
5.思(し)まごころをこめて相手のことをおもいましょう
困難な認知症介護の極意が、そこにありました。
●上手く言葉を発することのできない”認知症の人への対応”は、まさに中江藤樹の教えの中にすべてありました。
●職員教育もこの「五事」を自分と捉えたなら、認知症介護同様必ずや相手に通じる話し合いができるというものでしょう。
●トップなればこそ、管理者なればこそ、まずは自分のお尻をたたいてみるのが一番!という塾での学びでした。
全ての人との出会いに感謝です!