介護からの支え

認知症の中でも

足元が定まらぬ歩行、

夜間の頻回なトイレ、

便秘が続き下剤が投与されると止まらぬ下痢が続き、

在宅では、

何度も便秘と下痢を繰り返し

他の病気が不安を過ぎったが

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こまめな連携から

主治医である内科医のご判断により

その下剤が中止となると

しばらく時間を要したが

下痢は治まる事ができるようになった。

病気から服薬への過敏性が強く出てくるのだろう。

便秘の解消には、入浴時のマッサージや

朝一番の冷水、

夕食後の乳製品、

あらゆる情報を駆使しその人にあった支援を探し出す。

食物繊維の多い高谷豆腐や

玉ねぎ等召し上がっていただけるよう

調理を工夫していただく。

たまねぎは強い力がある立派な野菜だ。

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夜間のトイレ起床回数増は、

立ち上がり時のめまいに通じ

トイレとベットの導線を短くなるよう

環境整備や

15時以降の飲水量は小さめの器に変更し

周りと遜色なく

一日の量は減らすことなく変らぬよう配慮していただく。

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夢から起す立場になる人には

無理に起さず

『まず、灯りをつけることから始めよう。病気からきているのだから』と、

連れ合いには、

意地悪をしているのではないこと。

嫌いになったわけではないこと。

永年連れ添った連れ合いを忘れたのではないけれど

一時的に

夢が強く尾をひいていることを何度も伝えさせていただく。

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お元気な頃には

大事な仕事に就かれた人に多い病気であること。

『記憶もあり、

日常はしっかり会話もできますよね。

でも、これは、病気なんです』を繰り返し

老いた連れ合いに見放されないように

チームで支えさせていただこうと

介護の立場から結束を強めさせていただいている。

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☆☆~☆☆現場より☆☆~☆☆

デイサービス Ⅲ号館

免疫力upを目指し、たまねぎをたくさん使い調理をしました。

サラダにも入ってるね。』

『具沢山の味噌汁だ。』と喜んでおられました。

明日は、マリネで提供します。

ふらつきのある方が増えています。

立ち上がりや歩行に注意していきます。

介護福祉士  佐藤