行方不明から安全に戻れることを願う会が設立。
行方不明から安全に戻れる事を願う会
設立総会も無事に終了し、
北見から小さな住民ボランティア組織が順調に立ち上った。
SOSネットワークに連動し、
そこに住む住民達が住民の手で支える支援体制つくりを、
認知症の方の行方不明から安全に戻ることを願い、
家族と一緒に探す手伝いをさせていただく。
まだ街が少しでも元気なうちに自分達ができる範囲で、
弱者に視点を当てた体制つくりは、
多くの福祉関係者の参加となり、日ごろの福祉への問題提起から解決方法へと、
誰もが語ることにより自分等の学びへと発展していく。
総会、会場となった北見市社会福祉協議会の課長2名が、
岩手県宮古市にボランティアセンターの立ち上げ第一陣として、
道内の自治体社協から初めて参加している。
昨年の設立準備会時には考えるに至らなかった、
オホーツク管内の津波対策。
被害を想定した津波ハザードマップ作成から実効性はどのように進むのか。
災害にも強い街つくりの大事さを、
素直に人として発言し、
それを一歩づつ形にどうしたらできるのだろうと、
悩むことに郷土を思い、弱者を思う。
「今、自分のできることから」と、
全員の自己紹介の中に、
誰もが東北の人々の痛さから、
心を一つにしている場面が随所に見られ、
認知症の人が住みやすく、暮らしやすい街は、
自分達も誰もが暮らしやすい街となることを理解しているようであった。
http://denshobato.com/BD/N/page.php?id=51443
(伝書鳩紙面から)