促成栽培からの収穫を求められているケアマネ
(三浦綾子記念館パンフラワー展示会作品）
認知症という病気の人を担当するケアマネはご利用者の肉親同様に
切羽詰った姿で頭を下げ駆け回る姿や
ご家族には認知症と言う病気を説明し
ときには
毅然として旗振り役になる場面であっても
「本当にこれで良いのだろうか」と
認知症の人の周辺症状からの心配を遅くなった帰りの車中でも悩みが抜けることはない
そのような場面で
受診する病院の受容していただける態度に
地獄で仏の想いが込み上げ
民生委員さんとの連携や
地域の方から優しく保護していただいたと聞くと涙を流さんばかりに
「ありがたい」と感謝し
次の支援を交錯させながら
また、次の支援する家にたどりつく
超高齢社会からどんどん進んでいる超特急高齢社会？は、
言葉には表せないほどのスピードで
地域の悩みがあちこちで沸き起こっているが
荒地を耕すようにネットワークを掘り起こし、
そこに種をまき一歩ずつ進めながらも
促成栽培からの収穫を求めれているのがケアマネの現状だ
