「あすの介護保険を考える」 オホーツク宣言から地域への開拓へと入らせ ていただきます。
「あすの介護保険を考える」 オホーツク宣言
私たちには、蝦夷地を切り開いた開拓者魂という先人が培った北海道ならではの力強さを秘めています。
超高齢社会に突入したばかりの今だからこそ、この先人が築いた開拓者魂をもう一度思い起こす時代が来ています。
高齢者が最も多くなる2015年にはわずか5年、75歳以上の後期高齢者が前期高齢者を上回る2025年には残りわずか15年となりました。
しかし、この2015年も2025年も、何年も前から叫ばれていることであります。
私達は、遠い先のことのように思い、どこかで他人事と感じていたのかもしれません。
今こそ地域で福祉に携わる人たちが共に手を取り、お金に頼ることなく、知恵を出し合い、オホーツクの地域を守っていくことが、未来の子孫に残す唯一の財産になると考えます。
私達、福祉関係者は、行政や関係諸団体と縦割りではない、地域ならではの横の連携を図っていきます。
これからも、地域社会で誰もが安心して生きていく為、高齢者も障がい者、健常者の全てが、互いに共生していける地域を目指していきます。
今後どのような厳しい時代が来ても、地域を守り抜くために福祉関係者が後ろ盾となりお手伝いをさせていただくことを、
このオホーツクの地に鍬を入れた先人に誓うと共に、今日の本フォーラムでの宣言とさせていただきます。
平成22年3月22日 フォーラム関係者一同
微力ですが職員共々一歩ずつ地域へ踏み出す事となりました。
希望のある嬉しさも、苦しいときの辛さも生きているから感じる心です。
苦しいときには人様の心が、ぐんぐんと染みこむチャンスであります。
たくさんの心を吸収し、今だけの限定チャンスから心にたっぷり潤いを染みこませましょう。