庭に咲くスズランの花の為に
誰かの為に・・・と
食事も
お掃除も
自分以外の誰かの為にと、
思うと仕事が進む。
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高齢の女性の多くは、
『子供や孫が来るの!』と、
お身内が帰ってくることで心に勢いを増す人々が
地域のサロン、
きたほっとにも多く、
今朝も、
新聞配りのおじさんも『今日はいい天気だわ!運動会だも!』と
孫さんが出場するのだろうか・・?
足取り軽く急ぎ足で戻って行った。
そうか・・
地域、
シンフォニーやグループホームの
お身内のいない人等にも心を傾けなければと・・想いが過る。
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どんな事をすると喜んでもらえるのだろう!と
昨日の1時間きっかりの勉強会にも
遠方からも多く参加していただいたが、
計画通り
今月も残りの日々を、事業所はハガキの代筆となった。
できれば、しばらく会っていないお身内、
疎遠になっている友人等を繋ぐのも
介護だからこそできる、
やりごたえである重要な仕事である。
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草取りも
ただ草を取るのはつまらなく
ほったらかしの庭に
野草に交じってスズランがひっそりと葉陰で咲いていた。
なんとかわいく、
なんと愛らしいのだろう。
この花が少しでも咲きほこれるように
影から表の舞台へ出ていくように・・と
愛らしいスズランの為の草取りとなった。
スズランとは真逆であるが、
写したばかりのスズランの写真を見ながら、
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♬
ドヴォルザークの新世界は、
やるきと冷静さを引き出し
考える力が沸き上がってきた。