ー今に伝わる志ー
萩市立 明倫小学校監修
5年生1学期
誠(まこと)は、天の道なり
誠を思うは人の道なり
至誠(しせい)にして動かざる者は
未(いま)だ之(こ)れあらざるなり
誠ならずして未だ能(よ)く動かす者は
あらざるなり
誠というものは人のつくったものではなく、天の自然に存する所の道である。
この誠というものに心づいて、これに達しよう、これを得ようと思うのは即ち人の人たる道である。
学んで之を知り、つとめてこれを行うのは人たるものの道である。
このように、誠の至極せる心に会っては、何物も感動されないものではない。
誠というものはすべての元になるものである。