若くして苦労した人ほど人間力を備えるチャンス
初対面でも
話を伺うと、若い時の苦労が身になり成功を成し遂げている人が多い。
困難と向き合う場面では、
八方塞がりのように感じるが、
数年の経過した後から評価すると、
『あんなに苦しまなくても良かったのに』と、思う事が多い。
苦労と対峙することは、
解決力を導く階段を一歩、一歩上っている状況のときで、
その積み重ねが人間力となるのだと思えてくる。
甘い言葉は、誰もが簡単に責任なく届けることができるが
耳障りな言葉には、
多くの自分への課題となる栄養が含まれている。
そのような体験を繰り返し、
人生の艱難辛苦を味わい
いよいよ発酵するときは、
60歳前後が一番熟す時なのかと面接の日々から考える事が多い。
随分前に訪問させていただいた
遠軽の家庭学校の講堂に掲げられていた
『有り難い』という深い言葉があったが、
『困難は有難い』という意味でもあり、
腐るな!
負けるな!
学べ!という言葉が心の奥底から次々と浮かんできた。