1月に退職したMの訪問と尋常高等小学校教科書
夢に向かうために給料の中からコツコツお金を貯め1月で退職をした元スタッフが夏期休暇中、
祖父の100才のお祝いをする為に遠回りをし、わざわざ来てくれました。
彼女は3月に札幌で会った時よりも数倍、垢抜けし笑顔がとても美しくなっていました。
祖父のこと、学校の事、学び後の生活をしていく事の大変さを素直に笑顔で明るく話してくれました。
利用者の皆さんも彼女の訪問に「彼氏できたかい。あら出来ないのかい・・」と、
声高々に笑い声がホーム中に喜びとなって伝わっていました。
彼女は学校へも自転車で通い節約をしている中、時間をかけ探し求めたと思われる
「尋常高等小学校昌歌の第三・第四学年・初等科音楽二」を大事に抱えて訪問してくれました。
日向の臭いと彼女の心が染みこんだ教科書を利用者さん達は涙を流さんばかりに喜んでいただけました。
右脳に働きかける昔のお話や、幼い頃の懐かしい歌からの回想を自ら行っていましたので今でもしっかり心に入っていました。
卒業後には再度就職してくれそうです。
今度は合格した介護福祉士という資格を身につけ、
1年と少し後には勤務しながら北見の地から夢に向かい挑戦をしていくようです。
この世の縁から人生を見守ること、
縁のある子を荒波の世の中へ送り出すこと、
Mは夢を失わず一生続く大きな夢を抱き、たくさんの栄養を抱えて帰ってこれそうです。
Mから大事な事を教えていただきました。
ありがとうM!がんばれM!