やすらぎの時間

事業所からの報告と、こちらからの連絡調整、

 

利用者の表情が脳裏に浮かび安堵でいるのか、ついつい確認の電話を入れる。

 

離れたからこそ見える現場、

 

共にいると霞がかかったようにぼんやりとしか見えない現場の一部分、

 

子育ても親孝行も夫婦の関係も、ある程度の距離を保ち、

 

時には離れる環境から互いに思いやることができるのかも知れない。

 

 

 

ふと、考えることは大きな目標ではなく目先の人達への思いが表出してくる。

 

「足下を見なさい。」

 

「講義を振り返りなさい」と言われているかのように、

 

前回の講義展開からの気づきを取り入れることを協議会に連絡をする。

 

古びた駅の構内で1時間以上列車を待ちながら鳩に餌をやり「けんかをしないで」と、

 

驚かないようにささやく声も、優しく頬をなぜていく風も全てが心地良い。

 

心地良い空間は、やはり自然が一番であることを理解する。

 

鳩にも穏やかな風にも感謝である。

 

4時間あまりの移動中の列車より