父が亡くなり丸3年を過ぎ、
実家では母が、いつも瞬間で帰る娘に何かを食べさせようと台所を往復していましたが、
声高々に「父さんのぶどうがあるよ!」と、母の気づいて良かったと思う心と共に強く伝わってきました。
友人から、いただいたぶどうの苗を父が亡くなる前に植えたそうです。
その、黒ぶどうは甘く力強い味がします。
父の風貌が脳裏に浮かび少し複雑な気持ちになりましたが、
何だか父がすぐそこでにこにこ笑っているように感じました。
いくつになっても親は親であり、
いつまでも長生きしてほしいと思う心は利用者の家族の心と重なり、
娘さん2人と出かけたKさんの菊祭りの姿が重なりました。