言霊の入ったやさしい心

 昨日は、エーデルワイス全体が母の日一色に包まれました。
思いがけない、てづくりのカーネーションプレゼントに利用者様の頬もゆるみました。

 デイサービスでは、在宅介護者の妻に本人手作りのカーネーションが届きました。
重度で進行の早い利用者Aさんは、カーネーション作成中は妻の名前を何度も繰り返しながら、慣れない手つきで、やっとつくることができました。

 

 ★介護と仕事と、どのようなときでも動じることなくいつも安定した心で対応している「日本一の介護者の妻」へ、スタッフから本人が作成中「世話になっている。世話になっている。○○。○○」と、何度も繰り返し妻の名前を言いながら作成したことを伝えました。

 妻は「本当!」と、目を輝かせて驚き笑顔が広がりました。

 

 在宅で頑張っている介護者達は、ほんの少しの心の入った言葉で生きていく力となります。
上手く話すことが出来なくなった利用者様の代弁者として、「言葉が届け」と祈りながら伝える言葉に言霊が入ります。
言霊が入った言葉で相手に、やさしい心が届きました。

 

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