ケアマネジメント センター方式 いもこ汁 2.

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利用者さんの家族の会話から、

 

やはりルーツは東北でありました。

 

東北で生まれたのが利用者さんの母親でありました。

 

 

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現在、娘さんと同居中であり、いもこ汁を作れたことを伝えると、

 

家族は非常に驚き、

 

(△家族の言葉)まさか、あの母さんがいもこ汁を作れるなんて信じられない・

 

△そういえば、私たちもよく手伝いました。母親がよく作ってましたと、

 

 

 

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利用者さんが母親の手伝いをされていたように、

 

娘さんにも同じ事を受け継がれていました。

 

(○介護者の気づき)利用者さんは翌日も短期記憶がありました。

 

 

 

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○昨日はありがとうございました。と声をかけると

 

●うん!いつでもつくってやる。

 

○昨日の記憶もしっかり残り、いかに母親から受け継いだものが印象深いものだったのかと思いました。

 

○娘さんは驚くばかりでありましたが表情は喜びでいっぱいの表情でした。

 

 

 

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(最アセスメント指導より)

 

認知症になっても介護者の気づきにより、思い出の糸をたぐりよせることができます。

 

家族は介護で疲弊しておりますが、プロとしての支援により家族の絆を回復することができます。

 

 

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もう一度、いもこ汁が作成する場面では、

 

そのときにしか浮かばない思い出を手繰り寄せることができます。

 

幼いときの思い出がつぎつぎと出てくる場合があります。

 

 

 

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あせらず、ゆっくりと、せかさずに、

 

話したいことが出てくる様子をじっと待ちながら穏やかに進めていくと、

 

過去を思い出せた自信をもつことができ、生活の場面に積極性が現れてきます。

 

 

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また、最後は過去から現実に穏やかに戻していくことが大事なことであります。

 

会話は、相手との信頼関係を深めます。

 

認知症になり、話せないのではなく話す会話をすることが大事なのです。

 

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 ●本人の言葉○介護者の気づきは、セットであります。

 △家族の言葉

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