決め付けない心
自分に置き換えてみても、
他人から決め付けられた思いの中で暮らすことは苦痛になると実感です。
大声で叫びたくなるでしょう。
日々の暮らしの中においても男性だから、
女性だからとの思い込みなど、
知らず知らずに決め付けていることと出会います。
(みごとな花です。満足感と達成感に浸れます。)
認知症の人の暮らしやすい世の中をと思っても、
本人に聞いていなかったことが生活の中にたくさんあったように浮かびます。
★★
昨日の「認知症でもだいじょうぶ、町つくりフォーラム」でも、
北海道からも、しっかりとリレーとは思えない時間をいただき、
新コーデイネーターの二人からも、
「知らないうちに決め付けている自分」
「聞いていなかった自分を発見」と報告がありました。
★★
どのような介護者であっても一晩にナースコール百回は、絶えられない苦痛になります。
しかし「どうしてなのだろう」と感情を脇において考えると、
「あっ!」と叫んだ、その声から誰かに来てほしい利用者さんの本心と、
知らないうちに「また押してしまった」という葛藤している認知症の人の心の声を目の当たりにし、
泣けてきたと言います。
★★
心を知った、そのときから互いに苦痛もナースコールも減少することができました。
一人の方とのしっかりと向き合った職場でのネットワークは生きているかのように、
今まで疎遠だった近所の人々やデパートの人へと、
ネットワークが回復することができました。