一般の目
「大将は心定まらずして叶は(わ)ず」
大将は心定まらずして叶わず、若し大将の一心をうかうかする時は、
其の下の諸将(しょしょう)何程(なにほど)智勇(ちゆう)ありても、
智勇を施すこと能(あた)は(わ)ず、
百万の剛兵(ごうへい)ありと雖(いえど)も、
剛義(ごうぎ)を施(ほどこ)すこと能はず。
【訳】
大将たる者は、決断しなければならない。
若し、大将の心がふらふらしている時には、
その下の将軍らに、いくら知恵や勇気があっても、
それを実際に施すことはできない。
いくら百万の人並みはずれた強い兵がいても、
それを実際の行動に移すことはできない。
吉田松陰名語録
★★★
今、インターネット上において原発の危険、
これからの未来について原発開発者やノーベル賞作家等の動画が、
ユーチューブ等で簡単に見られる現実がある。
トップは、この環境に於いて国民に未来ある日本の為に、
我慢を強いるところ(食べない・飲まない・つくらない・避難)を、
明確にし、
やるきや勇気を失わさせず、
数年後の未来ある東北や強い日本となるビジョンを打ち出し、
安心と安全を確保し希望をもっていただくことが一般の目線からも優先と思われる。
★
今こそ、世界の原子炉チームを設立し、
世界共通のルールをつくり、次世代に安心を残し、
また、「原子炉」から「火力」と短絡的にならず、
地球を守るためにも、
今一度、微力ではあっても自宅の電気は自宅で作り出すという、
ソーラーや風力等の自然の原理を使ったものを国が復興と同時に進め、
環境汚染に後退することなく
今後の少子高齢社会にむけた安全なエネルギーつくりに移行することが
優先課題と思われる。
★
また、原子炉をもつ既存の会社は、
今回の学びを活かし早急な手厚い防備体制を構築する責務と共に、
原子炉の今後の事故の責任は、
道義的にも日本のみならず世界においても顔向けならぬ出来事となるだろう。
もと、スタッフの子供であります。
この子らに未来があるように・・