釧路への講義と列車の旅
昨日は、講義のため網走から釧路まで約3時間20分の列車の旅となりました。
列車は懐かしい窓の開く列車です。
乗客同士が馴染みの関係の方、旅行中の年配のご夫婦等、バックグラウンドをアセスメントすると何があるんだろうと、思わず仕事の一部が出て来た自分でしたが、
「いつまでも仲良く健康に暮らせますように・・・・」と列車ならではの、ゆとりの中の心の時間をいただきました。
乗り慣れた馴染みの客は扇風機のスイッチを入れると、おもむろに窓から自然の風を取り入れ風と会話するように快適な時間を過ごし下車していきました。
釧路湿原駅まで来ると海の潮風が歓迎の香りを乗せて来てくれました。
指導者Sさんの会話から、「こんなに気温が上がるのは釧路では本当に珍しいんですよ・・!」と最高の天気に恵まれ釧路近隣の受講生の皆さんの真剣な眼差しをいただき、無事に講義を終了することができました。
ありがとうございました。
若年性認知症のコマは、初めての担当でした。
文献は、まだまだ少ない状況です。
みなさんの現場から若年性認知症の人の工夫、家族の思い、良かったこと、失敗したこと等、一つ一つの情報が今苦しんでいる若年性の人達や家族にとって貴重な情報となります。
・事業所から互いの事業所同士への発信する事によるプロの理解
・その人を守るための地域への発信等・・・
事業所としての課せられた使命なのでは・・・
修了後は、釧路海沿いの炉端で指導者含め5人と楽しく釧路の夜を満喫させていただきました。
幣舞橋の外灯と海水が反射し、とてもきれいでした。