東京トップ塾から
物事に対する意見・評価・分析・思い・・・
意見とは、 ある問題に対する主張・考え。
評価とは、さまざまな事柄や物の価値判断。
分析とは、複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分け、その構成などを明らかにすること。
思いとは、ある物事について考えをもつこと。
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似たような言葉であるが意味合いが少しずつ違ってくる。
物事を客観的に捉えるのは、その物事に対して一定の距離を保っているときであると思う。
「あの人が、なぜあんな事をしたのだろう・・」と簡単に人は評価をするが、それは当事者以外の、その人がつくり上げていた評価である。
己を客観的に見ることは、常にもう一人の冷静な自分を置いておかなければならない。
馴れ合いの環境の中で緊張がゆるむと、ますます、その客観的なもう一人の自分が不在となり、何とか”繕う”と、する自分は、支離滅裂になる場合がある。
しかし、人は神様ではない。
一度のみならず何度か人生において間違えることがある。
己の間違えを発見すると、もう生きていられないような衝動に入ることもあるが、その思いは一生は続かない。
嘆く自分と評価される自分を背負いながら進む一歩に希望がある。
評価する自分、評価される自分、常に対極にいることを忘れないでおこう。
トップとして物事の考えには、あらゆる視点からの見方、考え方が要求される。
ポジティブな表現は、社交辞令と捉える言葉だけで充分である。
あえて耳障りな言葉を伝えてくれる人が、その人にとって真の身近な人なのだろう。
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昨日は、巣鴨の駅前で塾生との待ち合わせをおこなった。
花壇の片隅に腰掛けているおじさんや、おばさんに混じり朝から9000歩き続けた足をいたわりながら、バックの整理を行っていた。
気軽に話しかける高齢の男女の姿に、”あーここはやはり巣鴨なのだーと”・・思わず実感!
おじちゃんや、おばちゃんが、ほっと出来る場所である。・・
「これから、運転だ!」と言う電車の運転手のおじさんに「お年寄りを大事にして下さいね・・」というと「いい事あるかい・・」と・・・
「あります、あります。すぐではないけど、心の貯金ができますよ!」との言葉に
「本当かい!!」と・・そんなことを言う人は少なくなっているのか・・
ほんの小さな縁であるが、何だか”すがすがしい”時間であった。