流れ作業の介護 は苦しい
効率の良い介護を提供しようと 仕事のスリム化を図るが
その場面が多ければ多いほど
流れ作業になり
個別の人としてではなく
目の前にいる トイレ誘導をする利用者の一人となる。
このような介護を続けていると年数ばかりは経過するが
介護技術は上がらず
古い介護の延長となる
その結果 いくらやってもやっても 達成感が無く 疲労が重なり
ついには 心身に影響が出てくるという
一方で
トイレに行きたい素振りを 動作からキャッチした介護は
Aさんの心に やさしく とどく 言葉で誘導し
トイレの中では
Aさんの過去情報から組み立てられた 言葉を届けると
トイレであることを忘れるような 落ち着きのある優しい笑顔をいただける
達成感を得た介護者は 良かった Aさんが笑っている と
大きな 満足感が広がり
チームの仲間からは すごいすごい やったね!と
褒められる言葉を頂戴し ますます やるきと元気がいただける
個別の介護は ご利用者自身だけではなく
介護者の 心の中にも 落ち着きと 安定感を導き
夜は適度な体の疲労感と 精神面の満足から ぐっすりと眠りにつくことができる
できることなら 魔法を使ってでも こんな介護をしていた方に
介護福祉士 や 介護支援専門員 の 資格を真っ先に あげたいね・・