介護のチーム と 政治のチーム
認知症介護こそ
旧来の枠にとらわれない柔軟な発想や視点が大事である
市町村からの実地指導には認知症介護のマニュアルが求められるが
その視点は あくまでも その人独自の視点である
例えば カロリーの制限された糖尿病を患う
認知症の人への対応は
カロリー制限だから我慢して だけでは納得ができず
そのような介護を続けていると 夜の安眠には 至らず
生きる意欲も楽しみも無くなり
不満から他者との関係性も悪くなり 認知症が進行する 危険性もある
認知症の人には長い説明は禁物であることは常識であり
その人が納得する看護 介護が要求される
逆転の発想が必要である
ネガティブな看護や介護の継続は
医療費も 介護費も膨らむ一方である
つまり ポジティブな発想が重要である
食べて悪いものではなく 食べて良いものをどんどん選び出し
盛り付けの工夫から日々の写真を撮ること等から
喜んでいただく食事という
チームの目的をもって対応をさせていただき
一番にお膳を 出させていただく
ごはんの量も制限があるが 茶碗は小さめのものに
こんもり盛り付ける方法や
ときには ワンプレートに にぎやかに 盛り付ける方法も
満足度を高め 個別の介護となる
チームで どうしたら マイナス面を
ポジティブに切り替えていくことができるだろうかと考えることは
カンファレンスも その人独自の個別のカンファレンスとなり
チーム力の効果を生み出しスタッフの自信へとつながる
つまり ケアプランをひと目 見ただけで誰のプランか理解できるのである
認知症の進行から 会話の組み立てが困難な人でも
こちらの表情や 態度等からすばやく キャッチし
ユーモア感性が動き出す場面が現場では多く出会うことができる
笑顔のある ユーモアを取り入れた介護こそ
互いの心が満たされた 新しい介護の視点である
そこには 認知症だから仕方が無いと言う
介護者の今までの古い頭を壊した 新しい介護が求められる
どの世界にも 政治にも 新しい考えの導入が大事であり
従来の枠にとらわれない 柔軟な頭で
あらゆる代替エネルギーを どこよりも速く取り組み
被爆国 日本から発信し 活力としていく視点を優先することも
新たな視点の発想であり
民間がすでに手をつけているところもあるようである
国が脆弱化している今 民間勇士らの企業が立ち上がり
柔軟な頭をもつ人々こそ 日本を救うことができる可能性が高い
津波で流された人々
放射能で泣く泣く 自宅を後にした人々
家族と共に喜びも悲しみも どの様なときにも癒してくれた犬や猫
忘れてはならない日本の悲しみを いつも頭に入れ
心の はかりで 考えたならば
間違った方向へは 行かないはずである・・・
血の通った人々が求められる 世の中である