さまざまな元職の多い医療・介護現場
介護や看護助手等には
元職から、多職種の経験された方が就職するケースが多いが、
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生まれながらの資質を武器に楽しそうに生き生きと
なぜ、この医療現場や
介護現場で真っ直ぐ入らなかったのだろうと
辺りを感心させる人々もいる。
しかし人手が無いからと
介護の人材としての資質に欠けている人まで
目をつぶり採用すると
後に組織にとっては大きな痛手となり
組織の崩壊を招くこととなる。
以前、失業者への介護への
就職案内で講義をさせていただいたが、
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「介護はその人の人生を預かり
人生の最終にむけた
心の拠り所としてのケアが求められる」と
あえて簡単ではないことを 伝えさせていただき
求められた方向性とは角度が違ったものとなったが、
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誰もができそうで、誰もができないのが看護や介護である。
資格を取得したからと
資格に振り回され
自分に合わない職業で働くほど辛いものはない。
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経営者、管理者、リーダーは
そこでの働きを求めるばかりではなく
働く人の表情・動作・態度から
アセスメントすることも
利用者と同様に大事なことであり、
本等にその仕事に向いているのか
どのような仕事が自分に向いていると思うのか
正面から話し合うことも大事なことであり、
方向性を変えることも示唆し
その子の人生に適った考えを導くのも現場での
社会的貢献の場となるものである。
今は亡き親しかった友人が癌を発症し
夜勤のカーテン越しに聞こえてくる一部の看護師の罵声を
ドキドキしながら聞いていたと苦しそうに切に訴えていたが
一番、影響を受けるのは
声に出せない
そこにいる入院患者や利用者であり、
他人事ではなく、京都の爪はがし事件からいろいろ考えさせられた。